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■檜原村の民俗芸能・お祭

《檜原の民俗芸能と郷土祭》

 檜原村には各部落(地区)にそれぞれ伝わる民俗芸能がり、大別すると能系統に属する「式三場」、神楽系統に属する「神代神楽」「祭り囃子」、獅子舞系統に属する「太神楽」「獅子舞」などがあります。民俗芸能は、神社に祈願奉納される奉納芸能であり、併せて地域の氏子や縁者の慰安・娯楽に大きな役割を担ってきました。現在、伝承されている地域は、いずれも保存会が中心となり継承に努めています。しかし、近年は過疎化・少子高齢化の影響で、民俗芸能を伝承するのがなかなか困難な状況に直面 している地域もあります。また、かつては地芝居なども盛んに演じられ、記録によれば回り舞台なども幾つかあったようですが、現在は伝承されていません。一度伝承が絶えてしまうと復活させることは非常に難しくなります。したがって各地域の保存会では、次世代に継承するための取り組みを続けています。このページでは各部落のお祭りの日程や情報を出来るだけお知らせしていきます。檜原村の郷土のお祭りと民俗芸能をぜひご覧に来て下さい。

開催の時期については主催者の都合により変更される場合がありますので事前に、檜原村観光協会 042-598-0069
  または檜原村役場産業環境課産業観光係 042-598-1011でご確認ください。



                                   ※指定欄の●は東京都無文化財に指定されている郷土芸能です。
お祭り名  郷土芸能説明 奉納神社  開催場所 開催日程  指定
 
 御とう(おとう)神事
氏子区域である本宿・上元郷の2つの地区から選出された当番(写真の裸姿の人たち)が、一定期間の精進潔斎の上で南秋川に入り身を潔め、特定の場所で火打石により火を起こし、浄水で米を炊き、その炊いた飯を木椀に大高盛りにして神饌として神前に献ずる神事です。
春日神社  本宿
上元郷
毎年3月1日から2日にかけての深夜
 大岳神社大祭神輿
神輿  大嶽神社 中 里
白 倉
4月8日に
近い土曜日
-
  神戸(かのと) 神輿・囃子
鎮守の春日神社へ、組内の安全祈願と感謝を捧げ、あわせて氏子民の慰安に供するため上演されています。神輿渡しとともに、屋台による組内巡回が行われて神戸の集落は祭り一色になります。  春日神社 神戸
(かのと)
5月下旬 -

 湯久保(ゆくぼ)獅子舞
伊勢清峯神社へ天下泰平・五穀豊穣と疫病除けを祈願して行う三匹獅子の奉納舞です。8月最終土曜日は地元である湯久保で、翌週の9月第1土曜日は麓の旧北檜原小学校の校庭で「式三番」の前に午後4時ごろから舞い始めます。
 
旧獅子頭の破片で、雌獅子の上顎と見られるものの裏側に、「宝暦囗未9月奉納」、前御前神社の幟旗に「宝暦10辰2月4日氏子湯久保中」としるされており、このことから創始は、宝暦13年葵未年(1763年)9月ではないかと推測されております。
 伊勢清峯神社 湯久保
(湯久保会館)
8月
最終土曜日
-
 樋里(ひざと) 獅子舞 八坂神社と貴布禰(きふね)神社へ五穀豊穣・家内安全・疫病災除の祈願をもって上演する三匹獅子舞です。 八坂神社
貴布禰(きふね)神社
樋里
(コミニュティー
センター)
8月
最終土曜日
-
 下元郷 獅子舞
貴布禰伊龍(きふねいりゅう)神社への天下泰平・氏子安全・五穀豊穣の祈願と感謝の意を捧げる奉納舞であります。舞始めと舞納めは神社で行うが、中間の演目は神社外で舞うことことがある。昨今は、地区内の村営駐車場で上演しています。 貴布禰伊龍(きふねいりゅう)神社 下元郷
(村営駐車場内)
9月
第1土曜日
-
  小沢 式三番 小沢地区の鎮守である、伊勢清峯神社へ天下泰平・五穀豊穣・疫病祓い・家内安全等の祈願と、感謝の意を捧げて行われる神事です。起源は中世の頃と伝えられており一度中断しましたが、約230年前の明和7年に、甲州黒平から師匠を招き復活しました。
 現存する翁(おきな)の衣装には明和7年(1770年)の文字があり、大変貴重な物であるといわれています。また、出演者は1週間の別火斎戒をして当日の上演に臨んでいます。
伊勢清峯神社 小沢
(コミニュティー
センター)
9月
第1土曜日
 小沢 獅子舞 伊勢清峯神社へ天下泰平・五穀豊穣と疫病除けを祈願して行う三匹獅子の奉納舞です。  伊勢清峯神社 小沢
(コミニュティー
センター)
9月
第1土曜日
-
 
 本宿・上元郷 神田囃子
鎮守の春日神社へ家内安全の祈願と氏子の慰安に供する目的で例祭に上演する奉納囃子です。明治30年ごろまであった三匹獅子舞と、そのころから始めた囃子も廃絶状態になっていたため、それらの代替えと、昭和天皇の即位式当日に奉祝行事を目的として上演するようになった。昭和3年2月初旬から上元郷自治会と合同で練習を始めたのが始まりです。 春日神社 本宿
上元郷

両地区山車の
引き回し
9月中旬
(2日間)
-
 
 藤倉 獅子舞
藤倉の獅子舞は鎮守春日神社の例祭に、天下泰平・五穀豊穣・無病延命を祈願して奉納上演されています。現地に伝承する「獅子舞来由書」によると、現在の奥多摩町小留浦から、天明元年(1781年)に藤倉地区に伝承されて来たものであることが判ります。現在は、「宮参り」(3たち)、その他に「ふとんばり」「おかざき」「女獅子がくし」「太刀がかり」など9たちが伝承されており、三匹獅子(大太夫・女獅子・小太夫)・笛・ささら・長唄・世話人とで構成されています。この獅子舞は、奥多摩町小留浦から伝承されたもので、芸能の変遷過程がはっきりとしており、かつ地域性を具備しているものとして、民俗芸能上大変貴重なものと保存されています。 春日神社 藤倉
(藤倉ドーム)
9月中旬
 柏木野 神代神楽
柏木野地区の鎮守社は南郷神社で、五穀豊穣・家内安全と疫病祓いを祈願し、相互慰安も兼ねて上演されています。上演前には出演者全員が秋川で「六根清浄」の掛け声とともに禊を行い、冷酒で乾杯をしてから演技に入ります。
 演目には「鬼の舞」「種蒔き」「あかめ釣り」「大蛇退治」「猿田舞」など12曲があり、ふるくから柏木野の十二神楽と呼ばれてきました。 創始年代は不詳ですが、地方色豊かな神楽として注目されています
南郷神社 柏木野
(自治会館)
9月15日前の土曜日(隔年)
 笹野 式三番
笹野地区の鎮守である、神明社への奉納舞として伝えられています。
永禄4年(1561年)に現在の柏木野自治会と共催で、臼杵(うすぎ)神社への奉納として創始されましたが、明治10年頃からそれぞれ別個に上演される様になったそうです。演技は「翁」「尉」「黒木尉」の三場面の上演になります。
神明社 笹野
(自治会館)
9月中旬
(隔年)
 
 数馬 太神楽
数馬の九頭龍(くずりゅう)神社例祭日に五穀豊穣と繁栄を祈願して社前で演じられます。 太神楽の舞手は、1人ないし2人で一匹獅子を操り、囃子方は大太鼓・小太鼓・笛・鉦があります。獅子は胴幕の中に2人が入って舞う「二人立ち」と、1人だけで舞う「一人立ち」があり、囃子方との掛け合いや、こっけい味を帯びた舞など独特の味わいがあります。 古くから上演されていましたが、明治中ごろには衰退の傾向があり、神奈川県藤沢市から師匠を招いて指導を受け復活し、現在にいたっています。 九頭龍
(くずりゅう)神社
数馬

九頭龍神社境内
9月
第2日曜日
 
 数馬 獅子舞・馬鹿面囃子
数馬の九頭龍(くずりゅう)神社例祭で五穀豊穣、家内安全の祈願と感謝を捧げて社前で上演する奉納舞です。当日は、同会場で太神楽(だいかぐら)・馬鹿面囃子(ばかめんばやし)も上演されます。獅子舞伝授書によると寛政9年(1797年)に檜原村藤倉地区の木原氏より伝えられたといわれています。 九頭龍
(くずりゅう)神社
数馬

九頭龍神社境内
9月
第2日曜日
-
 下川乗 獅子舞
鎮守の南郷神社へ五穀豊穣・家内安全の祈願と感謝の意を捧げて行う奉納舞です。例祭日である9月15日に下川乗自治会館の庭で上演します。
 正確な創始年代は未詳だが、伝えられているところによると、南郷神社へ合祀(明治43年5月20日)以前の鎮守明神社(往古は日天宮)へ奉納のため師匠を迎えることにした。北谷の小岩組でも一緒に練習を始めたが、この時が文禄3年8月で、第1回目の奉納は翌々年の文禄5年(1596年)3月6・7日の両日だったといわれています。
南郷神社 下川乗
(しもかわのり)
【自治会館】
9月中旬 -
 人里 獅子舞
五社神社へ豊作祈願として、9月の例祭に旧南秋川小中学校の校庭で上演される3匹獅子です。300年ぐらい前から始められたといわれていますが、確たることはその伝来系統とともに未詳であります演目は、 @庭がため    Aふじがかり    B三拍子     C竿がかり  D花がかり Eまりがかり  F雌獅子がくし  G布団ばり  H笹がかり  I四方散らし J大太刀(太刀がかり)までで、現在は「幣がかり」は上演していません。 五社神社 人里【へんぼり】
(コミニュティー
センター・グランド)
9月下旬 -